『BLACKFOX』(2019)
2022年 06月 13日

半年後、リリィと名を変えた律花は探偵見習として働き、メリッサという少女という少女とアパートの一室で暮らしながら仇の手掛かりを追っていた。
ある日リリィは、巨大企業グラズヘイム社を調査中にその施設内でミアという少女と出会い、交友を深める。
だがその夜、施設内に潜入し手掛かりを見つけたリリィの前に立ちはだかったのは、そのミアだった。
出演は七瀬彩夏、戸松遥、大地葉、土田大、津田英三、藤原啓治、豊崎愛生、鳥海浩輔、飛田展男、東地宏樹、小山力也、脚本:ハヤシナオキ、監督:篠原啓輔、そして総監督は野村和也。
忍術を仕込まれ、科学の素養もあるリリィ=律花に対し、ミアは生まれながらの超能力者。
律花の父とミアの父、それにグラズヘイム社の社長とはかつて研究仲間だったが袂を分かち、その研究を狙った会社によって律花の父と祖父は殺されたのだが、直接手を下したのは父親の研究の実験台とされて操られていたミアだった、という因縁がある。
最終的には律花と、父親の呪縛を解き放たれたミアが手を取り合って事件は解決するものの、その背後にグラズヘイム社がいることを知った二人と、それに大いなる秘密が秘められていたメリッサも戦う仲間となる。
少女3人とアニマルドローン3体が揃い、正に”科学忍者隊”結成といったところで幕。
90分という時間の中で描くにはあまりにも詰め込み過ぎで、映画2本分かTV1クールをかけて描けば面白くなったろうに、と思う。
続編の話もさっぱり聞こえてこないが、これで終わりか?