『それでも歩は寄せてくる』その１

将棋の初心者である田中歩は、部長である先輩の八乙女うるしに一目惚れして将棋部へ入部。

勝ったら告白すると心に決めて日々精進するが、なかなか実力は上がらない。

一方のうるしは、歩の自分に対する恋心を何とか認めさせようとするが悉く失敗。
そんな二人に、歩の幼馴染の角竜タケルと御影桜子、歩やタケルの中学時代の後輩で密かに歩に恋している香川凛、更にうるしの同級生マキらが絡んでくるというラブコメディで、今年３本目の山本崇一朗原作のテレビアニメ。

第１話は「センパイは可愛いので」。
原作漫画は短編なので、第1局、第2局、第5局、第3局、第6局、第9局、第10局を中心に、オリジナルのシーンも交えて構成。
将棋のことはまるっきりわからないけれど、そんなことは気にならないくらいテンポ良く進んでいく。
PV見た時はあまりピンとこなかったキャストも、本編見る限りでは普通に馴染んでいた。

原作だと19局から登場するマキが早くも登場しているが、CVの花澤香菜はオープニングテーマも歌ってるしなあ。
タケルと桜子は20局、凛に至っては70局から出てくるのだが、何れも前倒しされる模様。

原作は11巻（149局）まで出ていてまもなく12巻が発売されるのだが、アニメ版はどこまで描かれるのやら。

既にアフレコは最終回まで収録が終ってる、ということは作品そのものも全話完成しているか、あるいは最終段階なのだろうが、これから三か月間楽しませてもらおうっと。

でもその後は山本崇一朗ロスに陥りそうだ。