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『スパイキャッチャーJ3/SOS 危機一発』(1966)

国際秘密警察組織TULIPの日本支部に所属する腕利きのエージェント、J3こと壇俊介の活躍を描く都筑道夫原作のテレビシリーズから、23・24話「SOS 危機一発」前後編を再編集した劇場公開版。

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この主題歌はビデオ「TVヒーロー主題歌全集 特撮編」に収録されていたり、この劇場版も「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX」に収録されているが、果たしてこの作品をヒーロー番組と呼んでいいものか。

確かに30分番組だし特撮もふんだんに使われてはいるのだが、川津祐介、江原真二郎、それに丹波哲郎といったレギュラーの顔触れを見ると、「キイハンター」や「Gメン75」の原型といった感じが強い。
そして音楽はヒーロー物、刑事物、どちらも手掛ける菊池俊輔だ。

お話は機密を収めたマイクロフィルムを巡ってのスパイ同士の争奪戦で、誰が敵で誰が味方か、そして取引を持ち掛けた張本人はどこにいるのか、といった興味で引っ張るスパイアクション物。
和製「007」というよりは和製「0011ナポレオン・ソロ」といった雰囲気を感じるが、当時はまだ日本では「ソロ」は放送が始まって間もなく、人気が出る前だったかと思う。

またこの作品は30分だが全て前後編だったようで、流石にこれだけの内容を描くには30分では尺たらずだったろう。
本来なら1時間枠が望ましいところだが、東映東京制作所の第一回作品ということもあり、色々勝手も違ったのかもしれない。


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by odin2099 | 2022-07-18 08:56 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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