当日券狙いで東京芸術劇場へ行ってきました。
新交響楽団の演奏会へ行くのは多分2度目で、前回は15~6年くらい前だったかと。
今回の演奏会は前半がバーバーの
「管弦楽のためのエッセイ第2番」と、ガーシュウィンの
「パリのアメリカ人」、後半がドヴォルザークの
「交響曲第9番『新世界より』」というプログラム。
アメリカ繋がりってことですね。
もちろん自分のお目当ては「新世界より」です。
バーバーって名前にあまりピンとこなかったんですが、そうか、「弦楽のためのアダージョ」の人か。
で、この曲は初めて聴いたと思うのですが、なんか曲の方もあまりピンときませんでした。
不協和音をがなり立てるウルサイ曲、というのが正直な感想で、これ、何度も何度も聞き込めば気に入るようになるのかなあ。
「パリのアメリカ人」も知らない曲じゃないはずなんですが、こちらもノレず。
ただ目の前を音の行列が行進して行くのを、ただボーっと眺めてるだけ、といった印象でした。
あれれれれ???
ただ流石に「新世界より」は傾聴。
もう飽きるくらい聴いてるはずなのに飽きません。
それどころか今回も聴いていて新たな発見、新たな気づきが…!
交響曲で4楽章全てお気に入り、というのは今のところこの「新世界より」だけですねえ。
オケはアマチュアですが、非常に素直な音を奏でていると感じました。
指揮者は新進気鋭の若手のホープ、という存在なのでしょう。
若さと熱量を感じましたが、ちょっと動き過ぎかなあ。
目を瞑って聴いている分には良いのですが、目を開けると視覚的にはややウルサさを感じてしまいました。