『メガ・シャークVSグレート・タイタン』(2015)
2022年 08月 25日
あれから一年、度重なるメガ・シャークの襲来により、世界は経済的危機に見舞われていた。
そんな時、ロシアの密漁船が海中からメガ・シャークを引き上げてしまう。
全滅したと思ったら、生き残ったタマゴがあったんですね。
ここにメガ・シャーク爆誕!
まあいつものことだけど。
人間関係はややこしく、サメの保護を訴える学者とサメは殲滅すべきとする学者がいがみ合い、サメは何としても抹殺すべしとする軍のお偉いさんが出てくるわ、旧ソ連の秘密エネルギーを狙うテロリストたちや、CIAの潜入捜査官が絡んでくるわ、彼らに手を貸す謎の大富豪は出てくるわ、コロッサスを開発した科学者は逃げ隠れしてるわとメインキャラだけで7人ぐらいいるのかな。
皆が皆自己主張の激しい連中ばかりで、おまけにクライマックスに差し掛かるとどんでん返しが待っているので、うるさい、お前ら全員黙ってろ!と言いたくなってくる。
冒頭でメガ・シャークを攻撃する米軍の潜水艇が搭載してる武器がオキシジェン・デストロイヤーだったり(威力や効果のほどはオリジナルとは全く別モノっぽいけど)、巨人のデザインが進撃のナントカみたいだったり、この巨人にジャイアントスイングされたメガ・シャークが大気圏を飛び出して武器を搭載した人工衛星を破壊したりとツッコミどころは満載。
確かこの作品、全世界に先駆けて日本で独占劇場公開されたんだったか。
最後はやっつけたか、と思ってると新たなサメが誕生するところで幕。
わざわざご丁寧に”MEGA SHARK WILL RETURN”とクレジットされるものの、未だに続編は作られてないっぽい。
流石に飽きられちゃったのかなあ。
そういえば監督のクリストファー・レイ、本名はクリストファー・ダグラス=オーレン・レイというらしい。
ん?まさか?!
と調べてみると、やはりフレッド・オーレン・レイの息子だった。