『イジらないで、長瀞さん』その２

３話と４話をまとめて鑑賞。

第３話は「またやりましょうね、センパイっ」と「センパーイ、こっちこっち〜」、第４話は「センパイ、顔真っ赤っスよ〜？」と「センパイは、もうちょっと.....」のそれぞれ２本立て。
原作だと２話と７話、10話、11話、16話、17話、18話、19話と出張版の①と②が元。
違う話をくっつけたり、部分的に抜き出したり、アニメ独自の展開にしたりかなりアレンジが加えられている。

長瀞はひたすらセンパイをいじり倒すのだが、根っからのドＳなのではなく、ターゲットはセンパイのみ。
しかも他の長瀞フレンズたちがセンパイをいじろうとすると、露骨に妨害したりつまらなそうにして見せる。
好きな相手についつい意地悪しちゃう男の子みたいなもん、といえばわかりやすい。

ただ原作だとオマケのコマやページで、赤面したり、やり過ぎたと反省する長瀞が描かれることがあるのだが、アニメ版にはそれがないので原作よりも可愛げがないというか、ヤなヤツに見えてしまうのはちょっと残念。
ついつい暴走しちゃうフレンズたちと違い、彼女は節度のある常識人（といっても時に反省することもあるが）なのだが…。

来年１月からは第２期がスタート。
徐々に宣伝も本格的になってきているが、最近のアニメ作品の製作スケジュールって早いんだな。

番組放送開始する頃には、多分最終回まで全部出来上がっているのだろう。