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『盗まれた雷撃/パーシー・ジャクソン ミュージカル』

原作:Rick Riordan、楽曲:Rob Rokicki、脚本:Joe Tracz、翻訳・訳詞・演出:荻田浩一、音楽監督:森亮平、振付:三井聡、出演:岡本圭人、小南満佑子、水田航生、木内健人、菜々香、小野妃香里、村井成仁、Ema、横山賀三、小原和彦、宮原浩暢(LE VELVETS)、壮一帆によるオフ・ブロードウェイ・ミュージカルの日本版を見てきた。

『盗まれた雷撃/パーシー・ジャクソン ミュージカル』_e0033570_20131998.jpg原作はリック・リオーダンによる<パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々>シリーズ第1巻「盗まれた雷撃」

劇場映画化されたのに続いての舞台化で、あちらでは好評を博したとのことで、今回が日本初上陸。
映画版は2作作られたものの、原作との相違点もあって賛否両論。
おまけに原作者自身も批判的(曰く「世界観やキャラクターイメージが壊されるから見てない」と辛辣)なのとは大違いだ。

お話は映画版よりも更にダイジェストになってるんだが(休憩時間を除くと二部構成で2時間ちょっとの上演)、原作者はこれで満足したのかな。
それにかなりコミカル仕立てになっているので、見ていてちょいと違和感が。
決してつまらないわけではないんだけど、歌も難しいし(キャッチーなメロディもあまりない)、最後まで「これでいいのかなー」と思いながら見ていた。
出演者も、若手実力派を集めているようだが知らない人ばかりで、それもあって申し訳ないけれどあまりノレなかった。
まあ隣席にマナーの酷い客がいたから、というのも理由ではあるんだけど。

公演は9月21日~10月5日有楽町よみうりホール、10月9日~10月10日京都劇場。
もし再演の機会があれば、その時はもうちょっとじっくり見てみたい。
そういえばDisney+で<パーシー・ジャクソン>シリーズのドラマ化が決まり、そろそろ製作が始まっている頃だ。
中途で打ち切られちゃった映画版と違い、今度は最後まで映像化されるのかな。



by odin2099 | 2022-09-24 20:15 | 演劇 | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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