『WAR OF THE GOD MONSTERS』(1984)
2022年 10月 10日
全編英語字幕付きですが、台詞は何を言ってるのか全然わからないのでお話はまったく分かりません。

まあそんなことよりも凄いのは、本作に登場する怪獣、もとい”恐竜”たち。
全て他作品から流用で賄われています。
最初に出てくるのがベムスター、続いてテロチルス、ベロクロン、ペスター、シーモンス、ドリゴン、シーゴラス……出るわ出るわ、円谷怪獣のオンパレード。
他にもマットアローやタックアロー、ジェットビートルなんかも出てきちゃいますが、どうやら『帰ってきたウルトラマン』、『ウルトラマン』、『ファイヤーマン』からフッテージを無断で再利用してるらしいです。
そういや飛天怪獣(The Flying Monster)って言ってる割に空飛ぶのはテロチルスとベムスターだけで、後は海に関する怪獣ばっかじゃん。
怪獣が暴れても大きなニュースにならなかったり、逃げ惑う人間側のリアクションと噛み合わなかったり、天変地異の特撮シーンもどこかで見たことがあるものばかりだったりで、こんな作品が令和の世の中にDVDやBlu-rayでリリースされるというだけでスゴイことですねえ。
あ、ちなみに一体だけ知らない怪獣(『海底軍艦』に出てくるマンダみたいな巨大な龍)が出てくるんですが、これまた台湾映画だかからの借り物らしいです。