『戦国武将、虚像と実像』 呉座勇一
2022年 10月 30日
取り上げられているのは明智光秀、斎藤道三、織田信長、豊臣秀吉、石田三成、真田信繁、徳川家康の7人で、江戸時代、明治時代、それに戦後で各人の評価(というよりイメージ)がどのように変わっていったのか、その変遷をまとめた本。そして大正、昭和となると強い日本の象徴が求められるようになるが、戦後は一転して軍国主義的なものは排除される。
ただ近代の評価の根底に司馬遼太郎があるのは知っていたが、徳富蘇峰の影響が大なのは初耳。
その部分は大変興味深く読んだのだが、「実像」と呼べる部分にはあまり踏み込んでいないのがやや物足りない。





