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『オビ=ワン・ケノービ』その2

『オビ=ワン・ケノービ』その2_e0033570_09431631.jpgオビ=ワンとレイアを乗せた貨物船は惑星マプーゾへ。
そこでレジスタンスの同志と落ち合う手筈だったが誰も来ず、二人は自力で宇宙港を目指すが帝国の検問に引っかかる。
窮地の二人を救ったのは帝国士官のターラで、彼女がレジスタンスのメンバーだったのだ。
一方密かにベイダーと接触したサードシスターことリーヴァは、オビ=ワン捜索の指揮の権限を与えられる。
やがて報告を受けベイダー自身がマプーゾへ現れた。
その姿を見たオビ=ワンは、彼こそが死んだと思っていたアナキンであることを悟る。

3話と4話をまとめて鑑賞。
今回のポイントは何と言ってもオビ=ワンとベイダーが対決すること。
エピソード4での再会は一別以来なのかと思っていたが、実は既に剣を交えていたのだな。
今後それを踏まえてエピソード4を見直すと、違った解釈も出来そうである。

それにしてもオビ=ワンは防戦一方で、ベイダーの敵ではない。
そもそもファースも自在に使いこなせていないようで、判断ミスも続き対応も後手後手。
劇中ではそれを”老い”として表現しているのだが、多くのジェダイの仲間、そして弟子であり友であったアナキンを喪い、タトゥイーンではルークへの接触を禁じられ、ただ見守るだけ。
隠遁生活で周囲との接触を断って暮らしている彼は、無力さや喪失感を味わい、長い間フォースとの繋がりを失っている状態だったからというのも理由だろう。

その一方でレイアは如何にもレイアらしい。
タイトルこそ「オビ=ワン・ケノービ」だが、実質的にはレイアの物語とも言えそうだ。


by odin2099 | 2022-11-20 09:48 | 配信 | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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