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『オビ=ワン・ケノービ』その3

『オビ=ワン・ケノービ』その3_e0033570_20242289.jpgジャビームに向かうオビ=ワンとレイアたち。
取り付けた発信器から目的地を知ったリーヴァはベイダーに報告、帝国軍が大挙してレジスタンスの施設を取り囲むが、オビ=ワンは時間稼ぎのためリーヴァとの交渉を申し出る。
リーヴァと話すうちに彼女がかつてジェダイ候補生であり、オーダー66によるアナキンの斬撃から逃れ、密かに復讐の機会を窺っていたことを知る。

オビ=ワンは協力してベイダーを倒そうと提案するが、リーヴァはこれを拒否。
だがオビ=ワンを囮とすることでベイダーに切りかかるが、ベイダーの敵ではなかった。

この機に乗じて辛うじて脱出するレジスタンスたちだったが、帝国軍艦艇の執拗な追跡は続き、皆を逃がすためにオビ=ワンは単独行動を取り、ベイダーは目標をレジスタンスからオビ=ワンへと切り替える。

再び対峙するオビ=ワンとベイダー。
初めはベイダーが優勢だったが、徐々に力を取り戻したオビ=ワンはベイダーに逆襲するが、またもや止めを刺さずに去ってゆく。
一方オビ=ワンの遺した手掛かりからタトゥイーンにルークがいることを知ったリーヴァは、怪我をおしてラーズ農場へ向かうのだった。

第5話と最終第6話をまとめて鑑賞。
回想でパダワンの頃のアナキンと訓練するオビ=ワンのシーンが出てくるが、オビ=ワンはともかくアナキンには若干の違和感が。
ただこれも技術が進むうちにどんどんと違和感が薄れていくのだろうな。

そして遂に復活を遂げたオビ=ワンとベイダーの再戦が描かれるが、今度もオビ=ワンは止めを刺さない。
一度ならず二度までも。
オビ=ワンの優しさと言ってしまえばそうなのだが、その為に銀河にどれだけの血が流されたことか。
それを考えると複雑な思いだ。
例えばこれが、自らの身の危険に晒されていたので止むを得ず止めを刺さずにその場を離れた、というような描写でもあれば別なのだが、今回も明らかに情けをかけている。

情けをかけるといえばリーヴァもそう。
瀕死の重傷を負いながらもタトゥイーンへやってきて、ルークを殺そうとするのだが、かつて幼いジェダイ候補生たちを惨殺したアナキンの姿がオーバーラップして結局手を下すことが出来なかったのだが、そもそも彼女は何を考えて行動していたのか。

彼女はレイアとルークが共にアナキンの子供であることを知っているようだが、アナキン=ベイダーに敵わなかったから、代わりにその子供を殺すというのは短絡的すぎる。

ともあれ、最後には霊体となったクワイ=ガン・ジンも再登場。
そして「ダース・ベイダーのテーマ」、「レイアのテーマ」、「フォースのテーマ」とお馴染みの旋律が立て続けに流れて一気に『スター・ウォーズ』気分に浸らせてくれる(「ルークのテーマ」も流して欲しかったところだが)。
今のところシーズン2の予定はないようだが、エピソード4の始まりまでまだまだ時間はある。


by odin2099 | 2022-11-24 20:26 | 配信 | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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