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『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』シーズン1 DISC3

『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』シーズン1 DISC3_e0033570_19585166.jpg第15話「侵入者
オビ=ワンとアナキンは、駐留していた共和国軍が消息を絶ったオート・プルトニアへ調査に向かった。
分離主義者の仕業とも思われたが、共和国軍の基地同様、分離主義者の拠点も襲われていた。
実は無人と判断されパントラの保護下に置かれていたオート・プルトニアには、原始的な先住民がいたのだ。
平和的に解決しようとするオビ=ワンだったが、同行したパントラのチョ議長はあくまでここは自分たちの領土で彼らは不法侵入者だと断言する。

共和国と分離主義者の戦いを描いている「クローン・ウォーズ」だが、今回は共和国内での内戦を描いている。
チョ議長はてっきり全てを承知で有耶無耶にしようとしている(先住民がいることも知っていて、それでもあくまで武力によって制圧しようとしている)のかと思っていたが、先住民のことは信じずあくまでもこの星は自分たちのものと本気で思っていたようなので後味が悪い。

第16話「内なる敵
クリストフシスの救援に駆けつけたオビ=ワンとアナキンは分離主義者たちを待ち伏せするが、逆に彼らに包囲され逃げ場を失う。
何とか窮地を脱するものの、自分たちの作戦が相手に筒抜けであることから内部にスパイがいる可能性が…?

同じホストから生まれたクローン兵たち。
だがその中には自分たちがジェダイの奴隷であり、そこから逃れて自由を求める個体がいる、というのは結構衝撃的な話だ。
未見だが後のシリーズでは、オーダー66後にその行為を後悔するクローンも現れるなど、経験により個体に差が出る

ちなみにクリストフシスは最初の劇場版「クローン・ウォーズ」にも出てくるが、時系列的にはこちらが先とのことである。

第17話「ブルー・シャドー・ウィルス
ナブーに再び分離主義者の魔手が伸びたため、パドメとジャージャーは急ぎ故郷へと戻る。
そこで秘密研究所に置いて、根絶されたはずの致死性の極めて高いウィルスで爆弾を作る計画があることを知り評議会に報告、オビ=ワンとアナキンが派遣されることとなった。

ナブーでパドメたちを出迎えたのはキャプテン・タイフォだが、その傍らにいた女王はEP2のジャミーラ女王でもEP3のアパライナ女王でもない新顔。
ニーユートニーというらしいが、ナブーの女王の任期って本来はかなり短いようだな。

第18話「千の月の謎
何とか爆弾を確保し、首謀者を捉えたアナキンとオビ=ワンだったが、爆弾の一個がなくなっていることに気付く。
ドロイドが持ち出し、起動させてしまい、パドメやアソーカが感染してしまう。
解毒剤を求め、分離主義者が支配するアイエゴの月に向かうアナキンとオビ=ワンだったが、そこには恐るべき罠が仕掛けられていた。

アイエゴの月というのはEP1でパドメと初めて出会ったアナキンが、「君は天使?」と声を掛けた時に出てきた場所だが、とうとうその”天使”も出てくる。
といっても分離主義者たちに追い出された先住民で、役回りは大きくはなかったが、細かい設定も拾ってくれると嬉しくはなる。

第19話「ライロスの嵐
分離主義者に制圧されているライロスの住民を開放するべく派遣された共和国軍。
まずアナキンとアソーカが艦隊の封鎖を突破することになる。
初めて航空機隊の指揮を任されたアソーカだったが、敵の罠に嵌ってしまい、しかもアナキンらから再三の撤退命令を無視し攻撃を続行したため、味方戦力に多大な犠牲を出してしまう。
失敗に動揺するアソーカだったが、彼女の力抜きに状況は打破出来ない。
アナキンは捨て身の作戦を立てるのだが…。

アナキン同様自信過剰気味のアソーカの、初めてと言える大きな挫折。
自らの判断ミスにより戦力の半分を失うという大失態から、はたして彼女は立ち直れるか?というお話。
「上官の命令には絶対服従しろ」と偉そうなことをいうアナキンはすぐにアソーカに突っ込まれるが、だからこそ「お前の気持ちはわかる」と返すあたりにアナキンの成長ぶりも窺える。

第20話「ライロスの罪なき人々
アナキンとアソーカが開いた突破口から、オビ=ワンとメイス・ウィンドゥの地上軍が上陸を開始した。
だが対空キャノンを無力化しない限り都市部へは攻め込めない。
オビ=ワン率いる部隊が先行するが、分離主義者たちは市民を盾としてキャノン砲の周りに繋いでいた。

クローン兵が逃げ遅れたトワイレック人の少女と邂逅。
その彼女によって秘密の通路から人質を解放するという、殺伐とした中でもほっとさせる場面もある一篇。
また今回も、クローンと言えども個性は様々だなということを垣間見せてくれるエピソードになっている。

第21話「ライロスの解放
首都を奪還すべく進撃を開始するメイス・ウィンドゥ率いる部隊だったが、分離主義者たちの抵抗はまだまだ続く。
そこでメイスはレジスタンスとの共闘を提案するのだが、リーダーのシンデュラは共和国の議員たちとはそりが合わない。
だが分離主義者たちが無差別爆撃を開始したことを受け、共和国とレジスタンスとの間に盟約が成立する。

映画本編では強さがイマイチわからないメイスだが、先にリリースされた「クローン大戦」といい、スピンオフだと無双状態。
また共和国内部での政争劇の一端が語られるというのも少々珍しいかも。

第22話「人質
賞金稼ぎどもがコルサントの元老院議会を占拠、パドメやベイル・オーガナをはじめとする議員を人質に、ズィロ・ザ・ハットの解放を要求する。
毅然とした態度でこれを撥ねつけるパルパティーン議長だったが、オフィスに閉じ込められ、外部との連絡も絶たれた状況では如何ともし難かった。
だが建物内には秘密裏にパドメを訪ねて来ていたアナキンがいた。

「仕事と僕とどっちが大事?」「仕事もあなたも大事」というアナキンとパドメの会話から、「僕には君が全てだ」と言って、命同様のライトセーバーをパドメに手渡してしまうアナキン。
その直後に襲撃があり、丸腰になったアナキンが苦戦するというのはなんだか「ダイ・ハード」みたいだ。

シーズン1はこれにて終了だが、物語はあからさまに「次回へ続く」という終わり方。
引き続きシーズン2、3…と見ていかねば。

by odin2099 | 2022-11-28 21:23 | テレビ | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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