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『グリーン・ナイト』(2021)

『グリーン・ナイト』(2021)_e0033570_20250063.jpg「サー・ガウェインと緑の騎士」を原作とするダーク・ファンタジー。
このお話、読んだのが随分と前だったので結構忘れてる部分も多いのだが、それにしてもこんなお話だったっけ?と上映中に何度も確認したくなった。

ここでのガウェインは自堕落な生活を送る若者で、まだ騎士ですらない。
緑の騎士の挑戦を受けて立つものの、事の重大さは理解しておらず、英雄的冒険に憧れているだけの思慮無き者でもあるようだ。

一年後、緑の騎士との約束を果たすべく旅立つのだが、道中では夢とも現ともつかない中で様々な試練や誘惑を受け、何度か逃げ出そうとするなど凡そ英雄的行為とは無縁の存在として描かれもする。
そもそもこの緑の騎士、原作とは違いガウェインの母親と設定された魔女モーガン・ル・フェイが召喚したと思しき存在で、何故彼女が我が子に試練を与えようとしたのかも不明なのだ。

ガウェイン役にデヴ・パテル、ガウェインの恋人エセルと、ガウェインを誘惑する城の奥方の二役をアリシア・ヴィキャンデル、城の主人(原作では彼が緑の騎士なのだが)を演じてるのは、かつて『キング・アーサー』でガウェイン役だったジョエル・エドガードン、モーガン・ル・フェイがサリタ・チョウドリー、アーサー王にショーン・ハリス、女王にケイト・ディッキー、盗賊にバリー・コーガン、緑の騎士にラルフ・アイネソン。
監督・脚本はデヴィッド・ロウリー。

未だ神と人とが分かたれる前の暗黒時代、その寒々とした風景は強く印象に残るが、ストーリーは理解に苦しむ。
そういえば以前、ショーン・コネリーが緑の騎士に扮した『勇者の剣』という作品を見ているが、あれもピンとこなかったっけ。


by odin2099 | 2022-12-05 20:30 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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