Disney『アナと雪の女王』
2023年 01月 25日

それにチケットのお値段も高くなりましたなあ…。
舞台は2幕構成で、第1幕が70分、20分の休憩を挟んだ後の第2幕が55分。
第1幕はエルサが「ありのままで」を歌い上げたところで劇的に終わります。
お話は基本的にはアニメ映画『アナと雪の女王』と同じですが、いきなりお城の場面から始まったり、アナとハンス、スヴェンとの出会いの場面が違ったり、随所に舞台版ならではの改変が加えられています。
映画にはない場面が付け加えられたりもあって、そういうところはどうしても邪魔っけに感じてしまいますねえ。
新曲そのものにも馴染みがありませんし、これは何度か繰り返して見てるうちに違和感も薄れていくのかもしれませんが。
四季の舞台を見に行くことが本当に久しぶりだったので、出ているキャスト陣も知らない方ばかり。
その中ではアナ役の女優さんが、キュートなコメディエンヌぶりを発揮していて良かったなあと思いながら見ていたのですが、後で『リトルマーメイド』を二度目に見に行った時にアリエルを演じていた方だと気付きました。
あの時のアリエルも可愛かったなあ。

そしてエルサは後半になると胸元が空いた衣装や、身体の線がハッキリ出る衣装を身に纏ったりで、これまたドキドキさせられます。
久しぶりといえば舞台装置。
セットも勿論あるのですが、プロジェクションマッピングを多用してるのに驚き。
これは旧作の再演の時にも使われているのか、それとも新作だけなのか。
いずれにせよ技術の進歩には素晴らしいものがあります。
それともう一つ、この作品は生演奏なんですね。
最後に四季の舞台を見た頃は、録音ばかりで寂しくなったなあと感じていたんですが、それだけこの『アナと雪の女王』という作品に力を入れている証拠なのでしょう。
映画との違いは気になりましたが総じて楽しめたので、近いうちにまた見に行けると良いのですが。
【ひとりごと】