『ラスベート交響楽団第44回定期演奏会／とある異世界への情景』

何か面白いコンサートはないかなあと探している時に見つけました。

グラズノフの演奏に拘りを持つアマチュア楽団だそうで、おそらくは日本で唯一グラズノフの交響曲を全曲演奏したオケとのこと。

今回のプログラムにもグラズノフが取り上げられていたので、ちょっと興味が湧いてきました。

開演前のプレコンサートは金管五重奏によるチャイコフスキー作曲「交響曲第２番第２楽章より（抜粋）」。
全席自由だったので早めに会場には着きましたが、こういうのがあるとお得に感じますね。

プログラムの前半は
　F.メンデルスゾーン: 序曲「静かな海と楽しい航海」 Op. 27
　C.サン=サーンス: アルジェリア組曲 Op. 60

どちらも初めて聴く曲かなあ？

いや、「アルジェリア組曲」は部分的に聴きおぼえがあるような。
どちらもこれから聴きこんで行きたいと思わせてくれるものでした。

そして後半は
　A.K.グラズノフ: 交響曲第４番 変ホ長調 Op. 48
グラズノフの交響曲は幾つか聴いてますけど、この４番はあまり馴染みがありません。
しかし総じてロシア系の作曲家は好みでして、この曲も良かったです。

アンコール曲はグラズノフ作曲のバレエ「恋愛合戦」よりフィナーレ。
これも初めて聴くんだと思いますが、気になる曲です。

杉並公会堂の最寄りは荻窪駅。

多分40年ぶりくらいに行ったのですが、当然のことながら駅周辺もすっかり様変わりしており、どこがどうやらサッパリです…。