『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
2023年 03月 12日

魔法界だけじゃなく人間界にもヴォルデモートの魔手は伸び、ホグワーツの出番はなく、ハリーの学友たちも殆ど登場しない。
新顔もたくさん登場するが、その一方でレギュラー、準レギュラーもあっさりと命を落とす。
前作までは多少なりとも残っていた「明るく楽しい学園モノ」の要素はなくなり、代わりに「いよいよ戦争だ!」というムードが高まってきた。
ハリーとロン、ハーマイオニーは分霊箱を探して放浪の旅へ。
その中でハーマイオニーを巡ってのハリーとロンの仲違い(一方的にロンが疑うというか、ハリーに嫉妬してるだけだが)があったり、ハリーの生まれ故郷が出てきたり、ダンブルドアの秘密の一端が明かされたり、謎の魔法使いグリンデルバルドや死の秘宝への言及があったり、物語は急速に終息へと向かっているのがわかる。
<ファンタスティック・ビースト>シリーズを見てると、この時代までグリンデルバルドが存命なのがちょっと意外なのだが、あのシリーズはどんな結末を迎えるのだろう。
早期のシリーズ再開を願いたいが、三作目である『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』公開からそろそろ一年、ワーナーからの続行か打ち切りかの正式発表は未だにない。
また今回は『アズカバンの囚人』以来のハリーとハーマイオニーのコンビネーションが見られるが、この二人って結構良い雰囲気。
ロンとハーマイオニーだと何かいつもギスギスしてるので、こちらの方が理想のカップルのような気がするのだが、恋愛感情抜きの信頼関係だからこその名コンビなのかな。
<過去記事>
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