今年は久しぶりに新作が公開されるので、それまでに旧作をおさらい。

シリーズの2作目でストレートな
『トランスフォーマー』の続きなのだが、サムが大学に進学するので一人暮らしを始めるとか、ミカエラとは遠距離になるので別れ話が出たりとか、状況は色々と変化している。
また、太古の昔にトランスフォーマーたちと人類との秘められた出会いがあったり、メガトロンの師であるザ・フォールンと呼ばれる存在がいたり、ということが当たり前に語られるのだが、後付け設定をさも当然のように披露されても見ている側は戸惑うだけだ。
地球を守っているのに人類側から迫害されるオートボット、という図式は、今後のシリーズ作品で繰り返し出てくることとなる。
サムは今回も大忙し。
キューブの欠片に触れたことで奇妙な症状が現れるし、それのせいでディセプティコンには狙われるし、ミカエラからは浮気を疑われるし(あのディセプティコンが化けてたセクシー美女はなんだったんだ)、両親は大騒ぎするし(それも下ネタばっか)、最後には死にかけるしで良いところなし。
そのせいで映画全体も忙しなく感じるし、その一方でとてつもなく長くも感じる。
上映時間は150分だが、上手く編集すれば120分以内に収まりそう。
いつかテレビの2時間や2時間半の放送枠で、短縮編集されたヴァージョンを見てみたいものだ。
本作でのミーガン・フォックスも「ケバい=セクシー=いい女」を体現しているのだが、残念ながらそこまで。
続編の製作当初には参加していたようだが、その後シリーズを去ることになってしまう。
今回はお互いに初めて「愛してる」と口にするんだけどなあ。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/15159214/