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『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』

<ファンタスティック・ビースト>シリーズの二作目で、舞台は1927年。
前作ラストで囚われの身となったグリンデルバルドだったが、冒頭であっさりと脱獄。
いよいよダンブルドアも登場し、両雄の対決ムードが徐々に高まってゆく。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』_e0033570_19072388.jpg今回のニュートは受難続き。
前作で色々とやらかした関係でイギリスからの出国は禁じられるし、かつての恋人(?)のリタ・レストレンジは兄テセウスと婚約しちゃうのだが、それを勘違いしたティナは嫉妬から別人と付き合いだす始末。
そしてなんだかんだでダンブルドアに丸め込まれたニュートは、表立って動けないダンブルドアに代わって対グリンデルバルド陣営の矢面に立つことに。
その結果、肝心のファンタスティック・ビーストの出番は大きく削られてしまった。

また結局のところニュートは体のいい狂言回しに過ぎず、物語の真の主人公はクリーデンス。
全編に亘って一貫しているのは、彼の出生にまつわる謎解きだ。
そのクリーデンスに影のように従っているのがナギニ。
大蛇に変身する能力を持った美女だが、現段階では成り行きもあるのだろうが反グリンデルバルド陣営に身を置いている。

そのナギニは後に完全な大蛇となり、そしてヴォルデモートの分霊箱の一つと化すわけだが、何故”闇の陣営”につくことになったのか、その辺りの展開は今後のシリーズでしっかりと拾って欲しいもの。
ただ続編に彼女の姿はない。
おそらく撮影時期が、演じたスヒョン(クローディア・キム)の結婚・出産と重なったからだろうが、彼女自身のキャリアアップを考えるとちょっと勿体ない話ではある。

そういや彼女と同時期に同じようにハリウッド進出を果たした中華美女にジン・ティエン(『グレートウォール』、『キングコング:髑髏島の巨神』、『パシフィック・リム:アップライジング』)がいるが、彼女のハリウッドにおけるキャリアも低迷状態のようだ。

<ハリー・ポッター>とリンクするキャラクターとしてはマクゴナガル先生の登場も上げられるが、実は年齢設定的には同一人物とは考えにくいとのこと。
なので後に設定の変更をしたか、同姓同名の別人か家族、親戚の可能性もあるらしい。

もう一人、「賢者の石」を作った錬金術師のニコラス・フラメルも登場。
こちらは<ハリー・ポッター>では名前だけだったが正真正銘の本人で、なかなか愉快な爺さんだった。

リタは最後、グリンデルバルドに攻撃を仕掛け、返り討ちに遭ってしまうが、その死の直前に「愛してる」と呟く。
その視線の先にいたのは、テセウスとニュートのスキャマンダー兄弟。
果たして彼女の想いは、どちらのスキャマンダーに向けられたものだったのだろうか。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/27683654/


by odin2099 | 2023-03-28 20:33 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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