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『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローの誇り』(2023)

『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローの誇り』(2023)_e0033570_21192408.jpg盗賊のエドガンは妻が殺害され、相棒の女戦士ホルガと共に娘キーラを育て、妻を蘇らせる石板を盗もうとして失敗、ホルガ共々投獄されるが折を見て脱獄。
かつての仲間フォージと再会するが、彼はいつの間にか領主の座に収まりキーラに父の悪口を吹き込み手元に置いていた。
実はフォージは赤き魔女ソフィーナと手を組み、自らの野望の為にエドガンとホルガを捨て石にしていたのだ。
フォージからキーラを取り戻すべく、エドガンとホルガはもう一人の仲間の魔法使いサイモンを探し出し、また魔女の魔力に対抗するためドルイドの少女ドリックを味方につけ、再び街へ戻るのだったが……。

世界初のロールプレイングゲームを基にした映画のリブート版で、脚本・監督はジョン・フランシス・デイリーとジョナサン・ゴールドスタイン、出演はクリス・パイン、ミシェル・ロドリゲス、ジャスティス・スミス、ソフィア・リリス、レゲ=ジャン・ペイジ、ヒュー・グラント。
ウリになってるらしい日本語吹替版で鑑賞。

上映時間が134分とちと長めだが、ダメ親父のクリス・パイン、女闘士といえばこの人ミシェル・ロドリゲス、胡散臭い詐欺師のヒュー・グラントとキャラが立っているし、ある意味で先が読める展開は安心して見ていられる。
ちなみにダンジョンは終盤に登場し主人公たちを悩ませるが、ドラゴンの方はあんまり出番がない。

クリス・パインの吹替は「山ちゃんに似てるけど、山ちゃんじゃないのは間違いないし……ひょっとして武内クン?」と思ったらやっぱり武内駿輔
彼、今後は山ちゃん以上にアフレコに引っ張りだこになりそう。

タレント枠では南沙良がドリック役。
全体的に声が弱いというか、少なくても今のところ洋画の吹替には向かない声質かも。
役柄も本人も可愛いんだけどね。

他は甲斐田裕子、中村悠一、木村昴、森田順平、逢田梨香子、沢城みゆき、岩崎ひろしと安定した顔触れだが、チョイ役である死体の役に神谷浩史、森川智之、津田健次郎、諏訪部順一というのは贅沢というか悪ノリというか。

で、最後に一言。
ゲームの内容よく知らないんだけど、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」ってこういうお話なんだっけ?


Commented by ふじき78 at 2023-04-30 09:25 x
あの自然の化身ちゃんタレント枠だったのか。声量がない感じが逆に好きだった。

ちなみにふじきのブログ、ボインとちんこ推しで久しぶりに下ネタまみれです。
Commented by odin2099 at 2023-05-01 19:23
> ふじき78さん

タレントというより新進女優さんですね。
若手の演技派として注目もされてますが、アフレコは合う合わないがあるからねえ。
もっと経験を積めば、とも思うけど、この作品で聞く限りでは声質とかあまりアフレコ向きではないかもなあと感じた。

>久しぶりに下ネタまみれです。
この内容でどうしてそうなる?
by odin2099 | 2023-04-13 21:21 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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