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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME3』(2023)

**** ネタバレ注意! ****

<マーベル・シネマティック・ユニバース>フェイズ5の2本目。
個人的にはまだフェイズ4の履修が済んでないのだが、容赦なく物語は先へ進んでいく。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME3』(2023)_e0033570_20294198.jpg本作は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の完結編。
キャラクターとして語るべき点は語りつくしたということもあるだろうし、映画の生みの親であるジェームズ・ガン監督が、ライバルであるDCコミック映像化作品群の総責任者に就任しマーベル陣営から離れるということもあるのだろう。

ロケットの過去にスポットを当て、ピーターとガモーラの関係にも決着をつけ、ガーディアンズのメンバーたちも去る者あれば残る者あり、そして新たに加わる者あり、と変化が訪れる。
思えば遠くへ来たもんだ。
1作目の頃のキャラクター同士の関係を思えば感慨深い。
ネヴュラ、マンティス、皆変わった。

上映時間は正直長い。
話もあっちこっち取っ散らかってる印象も受ける。
登場人物が多く、それぞれにドラマが割り振られているからだろう。
ヨンドゥの顔見せも嬉しいし、スタカーは単なる顔見せじゃない役割も与えられている。
早くもフェイズ4以降の<MCU>映画の最高傑作に推す声もあがっているが、そこまでの作品とも思えない。

ただピーターとガモーラの関係、マンティスやドラッグス、ネヴュラの決断のそれぞれは納得いくものだったし、メインキャラクターが本作で一人も欠けることなく新たな道へ進む形で終われたのは良かったと思う。

映画のラストでは新生ガーディアンズのメンバーが描かれる。
ロケットをリーダーにグルート、アダム・ウォーロック、ファイラ、コスモそれにクラグリン。
この中でファイラは助け出された少女だ。

『ソー ラブ&サンダー』ではゴアの娘がソーの養女となり、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ではティ・チャラの息子が登場し、エレーナがブラック・ウィドウと呼ばれ、ケイト・ビショップがホークアイを襲名する可能性があり、MS・マーベルやアメリカ・チャベスといった少女ヒーローが誕生するなど確実に世代交代の時期が来ている。

エンドクレジットの最後には「伝説のスター・ロードは帰ってくる」と出るが、この”スター・ロード”はピーターのことだろうか。
各キャラクターが再登場する余地はまだまだあると思うが、メインキャラクターを演じた俳優の多くは本作で<MCU>卒業を表明している。
迫りくるカーンの脅威に対抗するべくアベンジャーズが再び招集された時、はたしてそこに彼らの姿はあるのだろうか。

その前にカーンが諸事情によってリキャストされそうだ、という方が<MCU>的には大事件かもしれない。

【ひとこと】
これまで吹替は「スタローン=ささきいさお」派だったが、そろそろ後継者を見つけた方が良さそうだ。
石丸博也の勇退もあったし、『シティーハンター』新作の予告を聞いて悲しくなったということもある。
時は残酷だ。


by odin2099 | 2023-05-08 20:31 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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