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『宇宙戦艦ヤマト/新たなる旅立ち』

「まい・ふぇいばりっと・む~び~ず」、続きます。
今度は『宇宙戦艦ヤマト』。
旧作の『ヤマト』と再会し、新作の『ヤマト』に出会い、原点とも言うべき『海のトリトン』も見ることが出来たし、考えてみると1979年はよい夏だったなあ。

『宇宙戦艦ヤマト/新たなる旅立ち』_e0033570_2347444.jpgガミラス帝国、白色彗星帝国ガトランティスに続いてヤマトが遭遇した新たな敵、それは暗黒星団帝国。
ただこの作品ではその正体は明らかにされず、次回作に持ち越し。
無理に決着つける必要がなかったからか、展開はシリーズ中でも緩やか。
ドラマそのものも「ヤマト」パートと「デスラー」パートに分かれ、トーンも違うので上手く緩急がつき、見やすいものになっています。
テレビ放送だってことも意識していたのかな(CM入りのタイミングとか)。

窮地に追い詰められたデスラーが思わず呟く「もはやこれまでか……」
とその時、颯爽と現れる古代が乗るコスモゼロに率いられたコスモタイガー隊!
シリーズ中、屈指の名場面ですねえ。
来た、来た、来たー!!
と拳に力が入りますし、思わず目頭が熱くなります。

しかし不気味な強敵というムードがプンプンだった暗黒星団帝国が、実は…
と翌夏に明かされることになるんですが、これは正直ガッカリしましたね。
なんだよ、見掛け倒しかよ、と。
まあ、それはまた、別の話。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/2906841/
https://odin2099.exblog.jp/17552800/
https://odin2099.exblog.jp/23535630/
https://odin2099.exblog.jp/27365050/
https://odin2099.exblog.jp/29119610/


by odin2099 | 2023-05-23 21:43 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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