『ジョン・ウィリアムズ：フルオーケストラコンサート』

ジョン・ウィリアムズの名曲を集めたコンサートが開催されるというので、東京国際フォーラムのホールＡへ。
管弦楽は神奈川フィル、指揮は佐々木新平、ゲストヴァイオリンとして荒井里桜、そしてナビゲーターは市川紗椰。

天下のジョン・ウィリアムズだけあって、演奏された曲に知らないものはない。

いや、厳密にいうと見たことがない『シンドラーのリスト』と『SAYURI』はあまり馴染みがないのだけれども、後は大好きなメロディばかり。

これまでコンサートではあまり聴いたことがない『ＪＦＫ』や『未知との遭遇』が選ばれているのも嬉しい限り。
ちなみに何故か「小惑星の原野」と「レイア姫のテーマ」は順番逆に演奏された。

ただ演奏そのものは自分の好みとは些か離れていて、総じて皆テンポが遅い。
これではジョーズの怖さが半減、とまでは言わないものの幾分か損なわれているように感じられたし、このスピードじゃエリオットたちは追いつかれてE.T.を奪われてしまう…？！

それでも大迫力サウンドには大満足。
アンコールも予想通りだったし（ただ指揮者がダース・ベイダーの扮装して出てくるとは思わなかったけど）、２時間半はあっという間。
また、ジョン・ウィリアムズ、聴きに行くぞ。【ひとりごと】
最後には会場の皆でジョン・ウィリアムズへビデオレターを送ろうというコーナーも。
来月の来日コンサートとの連携企画らしい。
平日じゃなかったら行きたかったんだよなあ、このコンサート。

【もうひとこと】

音を外したりはご愛敬だけど、ＭＣ、申し訳ないけど酷かった。

噛み噛みだし、言ってる内容もグダグダだし（完全な間違いとまでは言わないけど…）、これなら無い方が良かった。