『タイタンの逆襲』
2023年 09月 08日
前作、ヒットしたんですかねえ。
オリジナルで続編作ろうという話になったくらいだから、製作陣は手応えを感じてたんでしょうけど、前作のラストをもってペルセウスは神話の一部になってメデタシメデタシ、だったはずなのに、再び表舞台に駆り出されるとは…。
タルタロスの壁が壊れるのを防ぐため、ゼウスとポセイドンはゼウスの息子であるアレスを伴ってハデスに共闘を持ち掛けますが、既にハデスとアレスは結託していてクロノスを復活させようとしていました。
哀れポセイドンは殺され、ゼウスは捕えられてクロノス復活の生贄にされてしまいます。
だいたい前作で派手にやり合ったんだから、いまさらゼウスとハデスが手を結ぶのなんか不可能だろ?と前作見てる人は思うでしょうが、ゼウスは人が好いんですかねえ(あ、人間じゃなくて神様でした)。
アレスはアレスで、父ゼウスが弟ペルセウスばっか贔屓にしてるので拗ねちゃってます。
ただ、何だかんだありながらも、途中でハデスとアレスは仲違いし、最後の最後はゼウスとハデスのコンビが美味しいところを持っていくという展開なので、なんだ、ペルセウス、いらないんじゃないの。
いやいやペルセウスの貢献度は高いことは間違いないですが、やはり役者が違うというか、神様は偉大だったということで、結果としてペルセウスの影は薄くなってます。
これまた役者の格の差(今度は実際に演じてる俳優のことを言ってます)が違いますねえ、としか言いようがないですね。
イオ、それにアンドロメダの扱いの雑さ加減もあって、いくら続編好きな自分でも、これはいらなかったなあ、と思う次第です。
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