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『シティーハンター/天使の涙』(2023)

前作『シティーハンター/新宿PRIVATE EYES』から気が付けば4年半!
つい最近の映画のような気がしてたんだがなあ。
とにかく冴羽獠が再びスクリーンに帰ってきた。

『シティーハンター/天使の涙』(2023)_e0033570_18351599.jpg今回は燎の過去に纏わる話で、事件の黒幕として燎の育ての親が登場。
原作でも人気のエピソードらしく、「最終章」の「序章」という位置づけらしい。
といっても原作未読だし、テレビもロクに見てない(テレビではこの件、意図的にカットしたらしいけど)のでそう言われてもピンとこないのだが、おちゃらけではなくシリアスムードで終わるので緊迫感は伝わってくる。

今回もキャッツ・アイ――来生三姉妹とのコラボは健在。
というより単なるゲスト、ファンサービスだった前作とは違って、今度は本筋にも関わってくるくらいの重要度。

とにかく映画は三姉妹の活躍場面から幕を開けるのだから、あれ?劇場版の『キャッツ・アイ』を見に来ちゃったか?!と戸惑った(戸惑わない)くらいだ。
最後も次回作への伏線を張ったまま退場してるので、次があったらもっと出番が増えるかも。

他にも何故か『ルパン三世』からルパンと次元が登場するのだが(二人とも台詞付き)、『キャッツ・アイ』も『ルパン三世』もトムズ・エンタテインメント(他社)の作品なんだけどなー。
まあ、『キャッツ』は同じ北条司先生原作だからわからないでもないけれど。

同じ製作会社というならば、途中で舞台がお台場に移るんだが、そこに出てくるのがユニコーン・ガンダムの立像。
おまけにバナージ・リンクスの台詞まで流れてくるのだから、流石サンライズ!
こっちはお遊びとはいえ、場所柄不自然じゃないコラボだ。
ルパンと次元はなんで出てきたのか意味わからん。
まさか『ルパン三世VSキャッツ・アイ』が作られたから?

というワケで続編作る気満々なのだが、問題はキャスティング。
昔からファンだった大ベテランばかりの豪華メンバーがズラリ勢揃いなのだが、前作以上に聞いていて辛い。
よっぽどのことがない限り今さら変更なんて考えられないけど、うーん。
作るんなら早くしておくれ~。


by odin2099 | 2023-09-16 18:37 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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