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『機動戦士ガンダムIII/めぐりあい宇宙編』

次の「☆まい・ふぇいばりっと・む~び~ず☆」は、『1000年女王』と同日公開となった『ガンダム』完結編。

『機動戦士ガンダムIII/めぐりあい宇宙編』_e0033570_20404818.jpg継ぎ接ぎだらけの「ファースト・ガンダム」劇場版三部作だけれども、一番映画としてまとまっているのがこの作品。
結末に向けて収斂していくドラマの切り取り方、まとめ方も上手いし、映画作りのノウハウが確実に蓄積されているのが良くわかる。
そしてまた、富野監督が井上大輔という音楽上のパートナーを得られたことも大きいのではないか。

とりあえずラストシーンに映画用の新曲流しました、という一作目から、ドラマに即した楽曲を手に入れた二作目、そしてこの三作目では(尺も含めて)初めからこの場面にはこういう曲を流すんだ、という音楽演出プランが最初から見えていたように感じる。

ただその一方で、テレビ版からのファンは些か淋しい思いをしたのではなかろうか。
テレビ放映時に馴染んだメロディが聞こえて来ないからで、音楽と作品との一体感という観点からすると「ガンダム」は明確に「ヤマト」に劣る。
テレビ版の正副主題歌をほぼ完全に切り離したことも含めて(OP主題歌のメロディだけはチラと聞こえるが)。
テレビ版を劇場版として昇華させた「ヤマト」、テレビ版をベースにそれを再話した「ガンダム」という捉え方も出来るが、どちらがファンにとって望ましい形だったのだろうか。

生死不明で終わらせたテレビ版と違い、映画版では新作シーンで生存が仄めかされたシャア。
それによって長く続く続編への道程が始まるのだが、それはまた別の話。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/3980630/
https://odin2099.exblog.jp/22921403/
https://odin2099.exblog.jp/27674818/


by odin2099 | 2023-10-13 20:43 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

悪文礼賛


by Excalibur(エクスカリバー)
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