『機動戦士ガンダムIII/めぐりあい宇宙編』
2023年 10月 13日
継ぎ接ぎだらけの「ファースト・ガンダム」劇場版三部作だけれども、一番映画としてまとまっているのがこの作品。とりあえずラストシーンに映画用の新曲流しました、という一作目から、ドラマに即した楽曲を手に入れた二作目、そしてこの三作目では(尺も含めて)初めからこの場面にはこういう曲を流すんだ、という音楽演出プランが最初から見えていたように感じる。
ただその一方で、テレビ版からのファンは些か淋しい思いをしたのではなかろうか。
テレビ放映時に馴染んだメロディが聞こえて来ないからで、音楽と作品との一体感という観点からすると「ガンダム」は明確に「ヤマト」に劣る。
テレビ版の正副主題歌をほぼ完全に切り離したことも含めて(OP主題歌のメロディだけはチラと聞こえるが)。
テレビ版を劇場版として昇華させた「ヤマト」、テレビ版をベースにそれを再話した「ガンダム」という捉え方も出来るが、どちらがファンにとって望ましい形だったのだろうか。
生死不明で終わらせたテレビ版と違い、映画版では新作シーンで生存が仄めかされたシャア。
それによって長く続く続編への道程が始まるのだが、それはまた別の話。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/3980630/
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