『旅するローマ教皇』(2022)
2023年 10月 20日
ナレーションもなく、年と国名表示だけで淡々と進む。ブラジル、キューバ、イスラエル、パレスチナ、フィリピン、アルメニア、アラブ首長国連邦、イラク、それに日本……
こんな国にまで?と思うような場所へも旅をし、ロシア正教会やイスラム教の指導者とも会見し、民衆の前で平和の尊さ、夢見ることの大切さを語りかける。
そして過ちをを認め、謝罪する。
ローマ教皇なんて正直言ってベールの向こう側の人、自分には全く無縁な人というイメージしか抱いていなかったが、市井の人と積極的に触れあい、言葉を交わす姿には、決して宗教的とは言えない自分にとっても数センチ程度は身近な存在に感じられるようになった気がする。
ただこれといった解説のない中で様々な国を訪れ、語り、また次の国へ、という映像が繰り返し流れるだけなので、途中で何度も睡魔に襲われた。
何かもう一工夫欲しかったところなのだが、作り手としては極力、教皇自身の生の言葉を伝えたかったのだろうと推察する。





