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『悪魔のシスター』(1973)

『悪魔のシスター』(1973)_e0033570_22305663.jpgモデルのダニエルと知り合い一夜を共にしたフィリップは、翌日彼女によって殺害されてしまう。
向いの部屋に住む記者のグレースは一部始終を目撃し警察に通報するが、ダニエルの部屋には何の痕跡も残っておらず、また警察を批判する記事を書いたグレースを快く思わない警察は捜査を打ち切ってしまう。
だがグレースは私立探偵を雇って事件解明に乗り出し、ダニエルがシャム双生児であり、ドミニクという双子の妹がいたことを突き止める。

今度はブライアン・デ・パルマのキャリア初期の頃の監督作品を。
のっけから”如何にも”なバーナード・ハーマンの音楽が流れてくるサイコスリラーで、出演はマーゴット・キダー、ジェニファー・ソルト、チャールズ・ダーニング、バーナード・ヒューズ、ウィリアム・フィンレイ、メアリー・ダヴェンポート、ドルフ・スウィート。

殺人事件の犯人は提示されているので、焦点は何故彼女が犯行に及んだのかという点なのだが、題名が微妙にネタバレしているというか、逆にミスリードを誘っているというか。
ひょっとすると?と第三者の可能性も匂わせてはいるのだろうが、その辺りはあまりうまく描けていないように思う。

ともあれ『スーパーマン』出演以前のマーゴット・キダーが可愛らしく、また全体的な佇まいがどことなくエロい。
薄物を羽織ったりチラ見せしてくれたりで無防備さ全開、且つしつこく付きまとう元夫に悩まされる若妻という属性もあるために嗜虐心を掻き立てられるのだが、それも監督の狙いか。

一応の謎解きを終え事件は解決したかに見えたが、大きな爪痕を残し、根本的な解決には至っていないラストシーンは何かとモヤモヤが残る。
リメイク版もあるようだが、同じような終わり方なのだろうか。


by odin2099 | 2023-10-26 22:36 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

悪文礼賛


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