『ジャイアントロボ THE ANIMATION／地球が静止する日 Episode:6』（1995）

『ジャイアントロボ THE ANIMATION／地球が静止する日　Episode:6　罪と罰 ～全てはビックファイアのために～』（1995）

幻夜の作戦によりシズマドライブが停止したことは、BF団にも大きな被害を与えた。
十傑集の混世魔王・樊瑞、激動たるカワラザキ、暮れなずむ幽鬼、命の鐘の十常寺、白昼の残月は幻夜を詰問するが、策士・諸葛亮孔明は幻夜を不問にする。
そしてなおも独断で作戦を続行させようとする幻夜を樊瑞らは止めようとするが、そこに孔明と共に突如ビッグ・ファイアが現れた。
一方、残る十傑集のマスク・ザ・レッド、直系の怒鬼、素晴らしきヒィッツカラルドは手薄になった梁山泊を襲撃し、残りのサンプルを奪おうとする。
智多星の呉用、不死身の村雨健二は草間大作と共に銀鈴とサンプルを守ろうとするのだが…。

各キャラクターの因縁がようやく明らかになるが、ここへ来て新キャラクターの大量投入。

しかもいずれも大物と来たもんだ。

演じているのも中村正、石田太郎、大塚周夫、麦人、中田浩二、市川治、野沢那智、白石冬美とベテランがズラリと実に豪華なキャスティング。

かつて『銀河英雄伝説』が”銀河声優伝説”と呼ばれ、またそれに先駆けて『宇宙戦艦ヤマト』シリーズもベテラン中心のキャスト陣を揃えていたが、この『ジャイアントロボ』もそれに決して引けを取らない。
流石『ヤマト』直系のスタッフによる作品だ。

そしていよいよ次回が完結編。
ここまで概ね半年前後でリリースされてきたこのシリーズだが、まさかここで２年半以上空くとは思わなかったが。