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『HOSHI 35/ホシクズ』(2023)

『HOSHI 35/ホシクズ』(2023)_e0033570_21090637.jpg天見山の麓の村を地質調査で訪れたミズノとユカリは、そこで村に古くから伝わる儀式に遭遇する。
それは、天からやってくる星の獣に生贄を捧げれば災厄が防げる、という言伝えによるものだった。
滞在中に世話になった家の娘アキが次の生贄だと知った二人は、アキに村から出るように説得するが彼女は村に残るという。
アキの友人マリを連れ東京へ戻った二人は、その後マリの兄が村人を皆殺しにし、自らの命を絶つという痛ましい事件が起こったことを知る。
それから35年後。
巨大な隕石が地球に接近し、しかも天見山付近に落下することを、天文学者になっていたマリが突き止める。
まだアキが生きていることを確信したミズノとユカリは、再び村を訪れるのだが…。

脚本・監督は横川寛人、共同監督が米山冬馬と佐藤大介、共同監督に宇賀神明広、副監督に米山冬馬、特撮監督に佐藤大介。
出演は小高恵美、いしのようこ小林恵、松宮倫、仁科かりん、森山珠那、宮坂ひろし斉藤麻衣田中由美子ロバート・スコット堀田眞三原田大二郎螢雪次朗橋爪淳らが出演。

クラウドファンディングで資金を集めた小高恵美のデビュー35周年記念作品で、28年ぶりの映画出演作。
本格的な怪獣映画かと期待して見たのだが、閉鎖された村の忌まわしき風習が出てくるのはジャパニーズ・ホラーっぽいし、子供怪獣と少女との交流はファンタジーっぽいし、で上手くバランスが取れていない。

小高恵美自身の出番も多くない上に、20年以上も現場から遠ざかっていたせいか演技も硬く、また声も全然通らない。
ストーリーも正直面白くなく、ファン同士の集まりで内々に愉しむ分には良いかもしれないが、申し訳ないけれども商業映画として公開するのは如何なものかという疑問符が付いてしまう。

「ゴジラ」「ガメラ」「ウルトラマン」「仮面ライダー」といった特撮作品所縁の俳優が顔を揃え、特に<平成ゴジラ>の同窓会的雰囲気を感じられるのが、40~50代くらいのファンには嬉しいところだろうか。


by odin2099 | 2023-10-29 21:11 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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