『シークレット・インベージョン』#1
2023年 11月 11日

マリア・ヒルからの連絡を受け地球に降り立ったフューリーはタロスと再会するが、今やタロスも仲間のスクラル人たちから裏切者扱いされ、娘ガイアはグラヴィクと行動を共にしており、フューリーも衰えを隠せない。
そしてマリアはスクラルの凶弾に斃れ、ジェームズ・ローズ大佐からも解雇を言い渡されてしまう…。
<マーベル・シネマティック・ユニバース>のフェイズ5としてDisney+で配信されるドラマとしては、これが一本目にあたるのかな。
ようやくニック・フューリーが主人公の作品が作られた。
『キャプテン・マーベル』の後日談にもなっていて、ここしばらく不在だったフューリーが一体どこで何をしていたのかにも触れるものになっている。
サノスは確かに強大な敵だったが、あれは目に見える脅威。
それに対して誰にでも化けられるスクラルは、目に見えない脅威。
今目の前にいる人物が本物か否か区別がつかない、ということは誰が敵で誰が味方かがわからないということ。
自分以外の誰も信じられないということはお互いに疑心暗鬼に陥る訳で、これは内なる戦争。
放っておいても人類は自滅するのだからある意味ではサノス以上の強敵で、もはやアベンジャーズの手に負える問題ではなくなっている。
それにしてもロス捜査官が死ぬ(偽者だけれども)という衝撃的なオープニングで幕を開けたが、第1話のラストでは何とマリア・ヒルまで命を落とす(こちらは本物のようだ)という更なる衝撃が。
ひとまず前半の第1話から第3話まで見てみたが、複雑すぎて話に付いていくのがやっと、という状況だ。