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『映画の朝ごはん』(2023)

『映画の朝ごはん』(2023)_e0033570_20050027.jpgここ二、三年、主にニチアサ関係者(スタッフ、出演者)のTweetで目にするようになったのが、ポパイのお弁当。
最初は何のことかと思っていたが、ロケ撮影の際の朝ごはんとして定番のお弁当屋さんだということを知り、しかも皆が口を揃えて「美味しい」と言っているものだから段々と気になってきたのだが、そのお弁当屋さん「ポパイ」を題材にしたドキュメンタリー映画が出来たということで早速鑑賞。

先代の社長さんが、知り合いの伝手をたどって東映の撮影所に卸すようになってからすっかり業界御用達になったそうだ。

監督・企画・撮影・編集は志子田勇、出演しているのは竹山俊太朗、守田健二、福田智穂、鈴木直樹、磯見俊裕、大山晃一郎、沖田修一、黒沢 清、下田淳行、瀬々敬久、内藤剛志、野呂慎治、樋口真嗣、藤井 勇、山下敦弘ら監督や業界のスタッフたち。
そしてナレーションを小泉今日子が担当している。

ただ映画は単にポパイの作業風景を映すだけではなく、とある現場に制作主任として入ったばかりの青年にもスポットを当てている。
助監督を務めながら脚本家を目指していたが、今は縁あって撮影の裏方として働く彼もカメラは追い続け、映画やドラマの撮影現場の普段私たちが見ることの出来ない世界を見せてくれるとことで、食事の大切さ、有難さが見ている側にも伝わってくる、という作りになっている。

上映時間が131分というのはやや長すぎるというのが実感で、お弁当作りの現場と撮影の現場、両方が見られるのはお得というよりは、ちょっとピントがボケたかなという気がしないでもないが、これまでにないユニークな視点だと思うし、これから業界を目指そうとする人には参考になることも多いのではないか、と思う。

それにしてもこれだけ絶賛される、おにぎり2個に沢庵、それに唐揚げかゆで卵がつくというシンプルなお弁当は、是非一度食べてみたいもんである。


by odin2099 | 2023-11-19 20:06 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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