『ウルトラセブン Legend』(2023)
2023年 11月 25日
『ウルトラQ』、『ウルトラマン』から(『キャプテンウルトラ』を挟んで)『ウルトラセブン』へと至る道。
集められたスタッフ、キャストの創意工夫、熱意、そして見ていた人たちに与えた影響の大きさ。
単に『セブン』の現場を回顧するだけではなく、円谷英二、金城哲夫、実相寺昭雄、成田亨といった人たちにもスポットを当てていく。
インタビューに登場するのは森次晃嗣、ひし美ゆり子、毒蝮三太夫、古谷敏、満田かずほ、佐川和夫、冬木透、山浦弘靖、田口成光、市川森一、鈴木清、池谷仙克、円谷粲、山口修、品田冬樹ら。

喰い足らないと感じる人も少なくないと思う。
また、スポットを当てて欲しい人物も、もっといるだろう。
例えば円谷一、飯島敏弘、上原正三、藤川桂介、高野宏一、中野稔、高山良策…と枚挙に暇がない。
しかしこのドキュメンタリー、『セブン』のファン、ウルトラシリーズのファンではない一般の観客に、「ちょっと『セブン』を見てみようかな」と興味を惹く内容にはなっているのではないか。
ファン向けの映画ではなく、客観的に『ウルトラセブン』という作品を第三者に近い視点で語っている点に意義があるように思う。
ところで今夏発売された「ULTRAMAN ARCHIVES ウルトラセブン 4K UHD & MovieNEX」には、特典映像として「ウルトラセブン伝説」というドキュメンタリー映像が収録されているようで、その抜粋映像を見る限りこの劇場用作品と同一の素材のように感じられる。
Blu-rayの特典は特典、映画は映画と切り口を変えて再構成したものだろうか。
【ひとりごと】
このようなドキュメンタリー、5年いや10年、20年前くらいに作って欲しかった。
それだったらもっと多くの人の証言が集められただろうし、もっと聴き取りやすいものになっていただろうに、と考えると少々残念に思う。





