『プレデター』

こっちのシリーズも中途で挫折してるからおさらいしておこうかなー、と再見。

透明になれるんだか、周囲に同化する保護色なのかはわからないけど、知らないうちに近くに来られて殺される、というのは嫌ですねー。
おまけに皮を剥がれて内臓を取り出され吊るされたり、頭蓋骨をトロフィーにされたりするんだから惨たらしい。

その一方で人間と同じようには見えない（視えない）ようで、光や熱に反応するみたいなので、そうなると極寒の地では活動に支障をきたしそう。

それに同族相手なら、透明化のカムフラージュも役に立たないと思われ、そう考えるとなかなか複雑な生命体でもある。

またゲリラの生き残りの女性アンナが、祖母から聞いた話として、暑い年にプレデターらしき物が度々ジャングルを訪れていたらしい古くからの言伝えを語るのだが、やはり寒いところは苦手っぽい。
それにしてもどれくらい前から、プレデターは定期的に地球へやって来ていたのやら。

物語の最後に生き残るはリーダーのダッチとアンナのみ。
二人は無事に救出されたと思ったのだが、続編コミックではダッチではなくその弟が主人公で、行方不明になった兄の消息を求めるという展開らしい。
粗筋読む限りでは後に製作された『プレデター２』に似ており、その土台になったと推測される。

コミック版には映画にもなった『エイリアンVSプレデター』だけじゃなく、『プレデターVSジャッジ・ドレッド』、『ブレデターVSジャッジ・ドレッドVSエイリアン』なんていうのもあるらしいが、作品が発表されたのは『ジャッジ・ドレッド』の映画版が公開された後らしいので、もしこれも映画化されていたら、今度はシュワちゃんじゃなくてスタローンがプレデターと対決していたのかも？

一連のダークホースコミックには他にも『バットマンVSプレデター』（これも『プレデター２』にちょっと似た話）、『スーパーマンVSプレデター』、『スーパーマン＆バットマンVSエイリアン＆プレデター』、『ターザンVSプレデター』、『エイリアンVSターミネーター』、『ロボコップVSターミネーター』、『スーパーマンVSターミネーター』etcといった気になるタイトルが並んでいる。
今はクロスオーバー作品が決して珍しくないご時世だから、どれか一つでも映画化が実現したら見に行くぞ。

＜過去記事＞
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