『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(2023)
2023年 12月 20日
自慢のチョコレートを披露するが、チョコレート業界を牛耳っている三人組に目を付けられ妨害され、更に宿屋の女主人に騙されて多額の借金を背負わされ、クリーニング屋で奴隷のように働かされることに。
だが希望を失わないウィリーは、仕事仲間の協力を得て密かにチョコレートを売り出し始めるのだが…。
シャラメといえばCMで、かつてジョニー・デップが演じた『シザーハンズ』のリメイクキャラ(ではなく本当は”息子”らしい)に扮していたり、この作品の予告編ではそのデップが主演した『チャーリーとチョコレート工場』からの引用があったりしたので正式なシリーズ作品なのかと思っていたら、どうやらそうではないらしい。
むしろ『夢のチョコレート工場』から楽曲が流用されたりしてるので、そっちの関連作と考えた方が良いのかも。
出てくる悪役連中が本当に悪い奴ばかりだし、やってることも悪辣なことばかりなので、見ていてゲンナリしてくる。
「不幸な境遇の人たちが最後に幸せを掴みました」的なお話は元々あまり好きじゃないのだが、それをコメディ仕立てにしてると更に許せない気持ちに。
そんなの笑って見てられるわけないだろうに、という思いが先に立ってしまう。
なのでお世辞にも「素直に楽しめました」とは言えなかった。