『ひつじのショーン/UFOフィーバー!』
2024年 01月 22日
ただスケジュールの都合でどうしても一つだけ見ることが出来ず、その補完をホームシアターで実施。
それがこの作品『UFOフィーバー!』で、『バック・トゥ・ザ・ホーム』よりも好きだから本当はこちらを劇場でもう一回見たかったのだが…。
やはり上映期間が短く、上映館数が少なく、上映回数も少ないとなると、せっかくのイベントだけど限界はあるなあ。
『ウォレスとグルミット』はかなりSFマインド溢れるシリーズだと思うが、『ひつじのショーン』とSF映画となるとちょっとイメージしにくい。
ところがいとも簡単に、その垣根と偏見を取っ払ってきたのがこの作品。
考えてみればショーンたちもただの羊じゃないワケで(設定上はただの羊だけど)、藤子不二雄作品によくある異世界からの居候みたいなものだから、元々SFとの親和性は高かったのかも知れない。
宇宙人とショーンがいつの間にか意思の疎通を図り、一緒に行動していることに特別の違和感を感じさせないのがその証拠だろう。
色々なSF映画にオマージュを捧げ、音楽を引用し、パロディ場面を盛り込み……
牧場主やビッツァーや羊仲間たちの出番が少ないから、『ひつじのショーン』の映画としては物足りない部分もあるけれど、この作品そのものもSF映画としては良く出来てる方だよなあ。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/28755409/