『プレデター2』
2024年 01月 29日
前作から10年後の世界ということになっている。
当初は文字通り続編として企画されたが、シュワルツェネッガーが出演に難色を示したらしく、主役はダニー・グローヴァーへ交代したことで、直接の繋がりはなくなった。
他の出演者はゲイリー・ビジー、ルーベン・ブラデス、マリア・コンチータ・アロンゾ、ビル・パクストン、ケヴィン・ピーター・ホール、ロバート・ダヴィ、アダム・ボールドウィン、ケント・マッコード、モートン・ダウニー・Jr、カルヴィン・ロックハート。
ゲイリー・ビジーとロバート・ダヴィが出てると、途端にB級色と胡散臭さが出てくるのだが、これはわかって起用しているのだろうな。
そしてビル・パクストン。

『ストリート・オブ・ファイヤー』、『コマンドー』、『ネイビー・シールズ』、『トゥルーライズ』、『アポロ13』、『ツイスター』、『タイタニック』、『マイティ・ジョー』、『U-571』、『バーティカル・リミット』、『サンダーバード』、『エージェント・オブ・シールド』…と他の経歴も頼もしい。
早逝されたのが惜しまれる。
ラストに出てくるプレデターの船内にはお仲間がウジャウジャ。
こりゃ絶望的かと思いきや、ダニー・グローヴァーの奮闘ぶりを称えて去っていく。
得体のしれない宇宙怪人から、彼らなりに名誉を重んじる武士のような存在なのだと認識を改めさせられたが(元々デザインは日本の武士の甲冑姿にヒントを得てるようだが)、それともう一つ、船内に飾られた勝利のトロフィーである獲物の骨の中に、明らかにエイリアンと思われるものがあったことが、更にシリーズを拡張させることになったというシリーズの転換点になった作品でもある。
エイリアンの骨は特に狙ったものではなく、スタッフのお遊びだったという話だが。
【ひとりごと】
プレデターの襲撃の唯一の生存者となったのは、SEXの最中に対抗組織並びにプレデターに踏み込まれたギャングの愛人だが、そんな経緯なので登場する場面での彼女は終始全裸のまま。
なので画面には黒々としたヘアーがチラチラ映っているのだが、あちらではそのまま上映されたんだろうか。
<過去記事>
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