『スティール』(1997)
2024年 02月 13日

責任を痛感したアイアンズが除隊し故郷へと戻ってきたが、そこで自分たちが開発した兵器を使用するギャングの一味に遭遇する。
軍を追放されたバークが、裏社会へ武器を横流ししていたのだ。
それを知ったアイアンズは、スパークスの協力を得て特殊合金製のパワードスーツを作成、バークの野望を阻止するべく立ち上がった。
今見ると安っぽい「アイアンマン」みたいだが、NBAのスーパースターだったシャキール・オニールを主演に迎えたDCコミック原作のスーパーヒーロー映画。
映画そのものもチープでツッコミどころも多々あるが、スケールも大きくなくストリートレベルで解決するお話なので、気楽に愉しむことが出来る。
原作でのアイアンズはスーパーマンに助けられた鉄工員で、スーパーマンの死後に犯罪が多発したメトロポリスを守るべく、自家製のスーツでヒーロー活動をする男だが、この映画では「スーパーマン」との関係性には触れられていないし、そもそもスーパーマンが存在する世界なのかも不明。
いずれ新生<DCユニバース>で再映画化、なんてこともあるのだろうか。
【ひとりごと】
アイアンズはバスケが苦手という設定なのだが、笑えないね。