『スター・トレック(2009)』

劇場版「スター・トレック」シリーズの11作目で、通称＜ケルヴィン・タイムライン＞の１作目。
タイムトラベルしてきたネロによってU.S.S.ケルヴィンが破壊され、カークの父が殉職したことで分岐した別の歴史の物語のスタートだ。

登場人物はカーク、スポック、マッコイ、スコット、スールー、ウフーラ、チェコフらオリジナルのメンバーたちが若返って登場。
そのせいか以前の劇場版では出来なかったアクション・シークエンスが満載。
カークやスールーたちだけじゃなく、スポックもウフーラも駆けずり回り、肉弾戦を展開する。

以前にも書いた通り誰一人旧作のキャラクターには見えないが、躍動感あふれる元気なメンバーを見ているのは気持ちが良い。
リアルタイムで最初のテレビシリーズを見ていた人は、こんな気持ちだったのだろうか。

残念ながら３作目まで進んだところでシリーズは現在停滞中。
企画がない訳ではなく、ストーリー案はこれまで幾つか漏れ伝わってきているのでネタギレではなさそう。
諸事情あるようだが興行成績が下がってきたわけではないので、このメンバーであと２～３本は見たいところ。
特にカークとスポックが、もっと阿吽の呼吸で困難を乗り越える、という展開を希望。
今のところ衝突ばかりで、この二人が親友同士にはとても見えないからなあ。

＜過去記事＞
https://odin2099.exblog.jp/10344143/
https://odin2099.exblog.jp/23522108/
https://odin2099.exblog.jp/24732656/
https://odin2099.exblog.jp/27424385/