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『ダム・マネー/ウォール街を狙え!』(2023)

『ダム・マネー/ウォール街を狙え!』(2023)_e0033570_20063515.jpg小口の個人投資家たちがとある業績が低迷しているゲームソフトの小売企業の株を買いまくり、同社の株を空売りしていたヘッジファウンドに大損害を与え、社会現象になったという実話に基づく作品で、原作:ベン・メズリック、脚本:ローレン・シューカー・ブラム、レベッカ・アンジェロ、監督:クレイグ・ギレスピー、出演はポール・ダノ、ピート・デビッドソン、ビンセント・ドノフリオ、アメリカ・フェレーラ、ニック・オファーマン、アンソニー・ラモス、セバスチャン・スタン、シャイリーン・ウッドリー、セス・ローゲンら。

全米を揺るがす大事件の映画化ということだけど、これ、日本でもニュースになってたのかなあ。
今から3年ほど前のことだけど、全然記憶にない。
またユーモア溢れる快作という評も目立つが、株の売り買いに対する基本的な知識がないと何が問題で登場人物たちは大騒ぎをしてるのか、そもそも劇中で何が起きてるのかがサッパリわからないはず。

映画の主人公である投資家は、呼びかけを行ったことで証券詐欺で訴えられ公聴会へ出席する羽目になるのだが、映画見てるだけでは何ら違法性も感じられないのでこの展開にはキョトンとなるのではないだろうか。
こういう事件もエンターテインメントとして昇華してしまうハリウッドのパワーは感じさせられたが、やはり見る人を選ぶ映画ではないかなという気がする。


Commented by ふじき78 at 2024-03-13 00:07 x
> 映画の主人公である投資家は、呼びかけを行ったことで証券詐欺で訴えられ公聴会へ出席する羽目になるのだが、映画見てるだけでは何ら違法性も感じられないのでこの展開にはキョトンとなるのではないだろうか。

そう言えばそうなのか。ただ、映画は主人公目線で撮られているから主人公に落ち度はないが、資本家側が自分達の正当性を主張する為に、そういう事を吹き込んだと言うのはありそうだし、まあ、金融不安を起こしかねない事案なので、政府から双方の事情をまず聞こうと、そんな程度かと思ってました。
Commented by odin2099 at 2024-03-13 20:13
> ふじき78さん

見せしめみたいなもんかなあと思いながら見てたんだけどね。
当人は今はどこで何をしているのだろうか。
by odin2099 | 2024-02-21 20:08 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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