『恐竜超伝説2/ダーウィンが来た!』(2024)
2024年 03月 12日
今度は再び恐竜を取り上げた「恐竜超伝説2」だ。

バジャダサウルス、プエルタサウルス、マイプ、カルノタウルス…なかなかスゴイ、ユニークな恐竜がいますなあ。
スピノサウルスなんてもうすっかり古株なんだねえ。
そんな連中の暮らしぶりに密着し(?)、その食うか喰われるかの実像に迫る?!
――というのが前半。
後半は、巨大隕石、地球に落下!その時恐竜は?!
隕石の落下によって地球の環境が変わり、その時に恐竜は絶滅した、というのが従来考えられていた説だが、実はそれでも生き延びたものたちがいて、数年、数百年、数千年…と命を繋いだ可能性があるというのが最近の研究の成果らしい。
恐竜の生き残りでは?というUMAの報告例もあることだし、そっちの方が夢があっていいのだが、恐竜の研究は日進月歩、いつまた仮説が仮説に取って代わられるかはわからない。
自分らが子供の頃は定番の恐竜図鑑の類があったけれど、今は数年前のものと最新のものではガラっと内容が変わってることもあるらしく、恐竜好きにはなかなか厳しい世の中になってきたみたい。
一方、それはそれでワクワクすることではあるけれども。
ナレーターは水瀬いのりを務め、北海道大学総合博物館教授・小林快次が監修。
もちろん「ちょっと待ったぁ!」のヒゲじいのツッコミも健在だ。
たまたまなのかも知れないし、注目度が上がったからニュースになりやすくなったのかも知れないけど、『ジュラシック・パーク』以後は恐竜の新発見や新説が目立ってきたなという印象。
なので『ジュラシック・パーク』での描写も、その後ドンドン上書きされちゃってるから、実は矛盾点が結構あるんだと思う。
それもあるのか、『ジュラシック・ワールド』以降は新種の恐竜の出番が増えたし、なんなら自分たちでハイブリッド種とか生み出して、学説を躱そうとしてる気がする。
もはや普通に”怪獣映画”だし。