『ゆるキャン△』SEASON２

再放送が終っていよいよSEASON３が始まる。
SEASON１は原作の４巻まで、２は９巻までがアニメ化され、どっちらも色々あって最後はみんなでキャンプ、というところで終わっていたけれど、今16巻まで出てるSEASON３にあたる部分ではそういった山場がない。
それに２年生に進級し、新入生が入ってくる13巻以降は放送期間的に難しいかなと思っていたけれど、先日めでたく新キャラのお披露目もあり、こうなるとどこまで描くのかが読めなくなってきたなあ。

ともあれSEASON２。

SEASON１は11月の頭から始まり、クリスマスのキャンプで幕を閉じたが、SEASON２は冬休みに入り、バイトに明け暮れ、初詣やキャンプに行き、という慌ただしい年末年始から物語は始まる。

土岐綾乃というなでしこの幼馴染が出てきたり、恵那が積極的にキャンプに参加するようになったり、なでしこがソロキャンプに挑戦したりと、５人組内の組み合わせのバリエーションが増え、キャラクター同士の化学反応もより愉しめるようになった。

そして最後は前述のようにみんなで伊豆へキャンプ。
その翌日なのかな、登校中に５人みんなが顔を合わせるというのは原作にない、最終回っぽいアニメ版オリジナルのシーンなのだけれども、スタッフの作品に対するリスペクトが感じられていて良い。
つい最近も、原作へのリスペクトを欠いたことで痛ましい事件が起きてしまったばかりなだけに、スタッフが総入れ替えになるSEASON３でも、その姿勢は崩さないでいて欲しいもんである。

それにしても『ゆるキャン△』って劇中の時間の流れがゆったり。
SEASON１と２、併せて25話で２カ月弱しか経ってないし、原作の16巻まででもようやく半年だ。