『ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 名曲全集 第196回』
2024年 04月 29日

アンダーソンといえば「そりすべり」とか「タイプライター」とか「ラッパ吹きの休日」とかで有名だけど、この曲は多分初めて聴く。
馴染みがないせいか途中で記憶が途切れ、演奏時間は20分のはずだがだいぶんとショートカットしちゃったかも。
後半はお待ちかねの「スター・ウォーズ」!
しかもアルフレッド・ニューマンの「20世紀フォックス・ファンファーレ」付き!!
最初は「メイン・タイトル」からだけど、昨今のEP4のサントラに収録されてる途中で演奏止めちゃうヴァージョン。
これ、CDなんかで聴く分にはともかく、演奏会では締りが悪いねえ。
「運命の闘い」と「英雄たちの戦い」はどちらも大迫力のコーラス付き。
これこれ、これだよね。
そして「アクロス・ザ・スターズ」は何度聴いても泣けますな。
音の良いホールなので、その後も腹にビンビンくる迫力満点の演奏は続いていく。
ただサントラ準拠じゃなく、ちょっと聴きなれないアレンジも。
「運命の闘い」は長かったし、「ハン・ソロとレイア姫」、それに「ルークとレイア」もだったかな。
なんか雰囲気が違って聴こえてた。
あとテンポも含めて指揮者の解釈と自分の好みが必ずしも一致してないところもあったけど、これだけ熱のこもった演奏だったからお釣りがくるくらい。
アンコールは再びの「帝国のマーチ」。
曲名表記が「ダース・ヴェイダーのテーマ」じゃないのはちょっと珍しいか。
いきなりコンマスがクローン・トゥルーパーズのマスクを被って演奏し出したので何事かと思ったら、今度は指揮者がヴェイダーのコスプレで登場。
前にもそんなことやった指揮者がいたけど、やりたくなるもんかねえ。
休憩20分を挟んでトータルで100分ほどの、通常よりもかなり短めのコンサートだった。
ならばもっとスター・ウォーズの曲聴きたかったなあ。
「エンド・タイトル」はてっきりEP4のものかと思ったら、映画でエンドクレジットが始まる部分からメインテーマが演奏され、そのまま終わっちゃうショートヴァージョン。
本来ならばそのエピソードでの代表的なメロディをメドレーで演奏するパートが間に入るけど、それもなし。
他にも「ヨーダのテーマ」とか「フォースのテーマ」とか「イウォークのテーマ」とかEP7以降の曲とか、取り上げて欲しい曲はいっぱいあったんだが。
