『デアデビル』
2024年 05月 06日
しかし昨今のマルチサーガ導入により、このベン・アフレック版デアデビル再登場の噂も絶えない。
現に近作『デッドプール&ウルヴァリン』ではジェニファー・ガーナーがエレクトラを再演するという話だし、デアデビル=マット・マードックかどうかは定かではないものの、ベン・アフレックも出演するのでは?と言われてる。
『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』にトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールド、先行する二人のスパイダーマンが出て好評だったことに味を占め、過去作品の再リリースに活路を見出そうというのだろう。

そういえばこの作品にはドラマ版のマット・マードックも出ているのだった。
さて、この『デアデビル』、障碍者というハンデを背負っているからか、他のヒーローに比べると弱点は多いし強くはないし味方も少ない。
そのためにヒーローの格好良さよりも可哀想という感情が勝ってしまう。
またヒロインのエレクトラも、登場時こそマードックと互角のアクションを披露するものの、格闘技は身に着けてはいても生粋のファイターではないため、やはり弱い。
そんな二人が共闘して巨悪に立ち向かうのかといえばそうではなく、結局は単独戦で敗北してしまう。
スーパーヒーロー物ではないことは重々承知の上だが、それでもヒーロー物としての爽快感はどこかで出せなかったものかな、と思ってしまう。
ベン・アフレックはこの後DCでバットマンに扮することになるが、自警団キャラがお似合いか。
<過去記事>
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