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『アステロイド・シティ』(2023)

『アステロイド・シティ』(2023)_e0033570_17563548.jpg巨大な隕石が落下して出来たクレーターが観光の目玉で、しかも核実験施設が隣接している砂漠の街アステロイド・シティ。
1955年のとある日、科学賞に輝いた天才少年少女たちとその家族たちがこの街に招待された。
だが記念すべきイベントの最中に突如円盤が飛来し、現れた宇宙人によって隕石が持ち去られるという事件が起きた。
軍は街を封鎖し事実の隠蔽を図り、一方の子供たちは何とか外部に情報を伝えようと目論む。

ウェス・アンダーソン監督が豪華キャストを集めて作ったコメディ映画。
集められたのはジェイソン・シュワルツマン、スカーレット・ヨハンソン、トム・ハンクス、ジェフリー・ライト、ティルダ・スウィントン、ブライアン・クランストン、エドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、リーヴ・シュレイバー、ホープ・デイヴィス、スティーヴン・パーク、ルパート・フレンド、マヤ・ホーク、スティーヴ・カレル、マット・ディロン、ホン・チャウ、ウィレム・デフォー、マーゴット・ロビー、トニー・レヴォロリ、ジェイク・ライアン、ジェフ・ゴールドブラムといった面々。

このアステロイド・シティで起こった出来事そのものはフィクションで、この物語を作ろうと奮闘する劇作家や演出家、俳優たちを描く、という体裁の舞台劇を映像化したもの、というややこしい構成になっている。

この入れ子構造に一体何の意味があるのか、また作品全体で何を言いたいのか。
コメディなんだろうがクスリとも出来ない内容でチンプンカンプン。
オモチャか書割みたいなカラフルな色遣いのセット、というより画面そのものは印象に残るが、お話はサッパリわからなかった。


by odin2099 | 2024-05-06 17:58 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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