『獣電戦隊キョウリュウジャー/ガブリンチョ OF ミュージック』
2024年 05月 14日
久々にその劇場版を再鑑賞。
何度も書いてるようにこの作品には無駄がない。
冒頭のコンサートシーンからデーボス軍の襲撃、そしてキョウリュウジャーたちの紹介、からのオープニングに始まり、デーボス側の新戦力の紹介とその目的、そしてキョウリュウジャーたちとの過去の因縁、と流れるように進んでいく。
そんな中で坂本監督お得意の素面でのアクションが炸裂。
獣電戦隊の面々も容赦なく動かされているが、みんな動けるのがいい。
その素面でのアクションを引き立てているのが、こちらも素面の女幹部たち。
当時JAEだった佃井皆美は、最近は映像ではなく舞台中心になっているようだが今でも精力的に活躍しているし、一時は「安美咲」と改名したものの一度は芸能界から去った桃瀬美咲も、最近になって「貴井美咲」として活動を再開しているようで嬉しい限りだ。
そして物語のキーとなるのが”歌”。
そのため「今度の映画はミュージカル?!」などという宣伝の仕方もされていたけれど、監督自身は『ストリート・オブ・ファイヤー』や『超時空要塞マクロス』を想定していた模様。
そうか、中村静香はリン・ミンメイでダイアン・レインだったのか。
あとは『トップガン』とか『ロッキー』とか『フラッシュダンス』なんかも上げていたけれど、歌が映画を盛り上げるというのが共通項ということだったのだろう。
そういやモンタージュ演出はなかったけれども。
10年経ってもまだ面白く、見ていて元気が出るこの劇場版。
そして10年経っても時の経過を感じさせないキャスト陣。
となると”次”を期待したくなっちゃうところだけど、また帰って来てくれないもんかなあ。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/20884956/
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