『未来少年コナン』#3
2024年 05月 30日
ハイハーバーでの穏やかな暮らしも長くは続かない。
インダストリアの魔手が遂にこの平和な島へも伸びてきたのだ。
そのハイハーバーには「風の谷」の面影が。
もちろんこっちが先なのだが、戦争によって文明が一度滅んだ世界の中の死と再生。
前時代の戦争の遺物と、甦りつつある地球の自然。
元々『コナン』と『ナウシカ』の前史は似たような感じだから、その延長線上の世界が似通ってしまうのも仕方ないのだろう。
ハイハーバーでは問題児のオーロが登場。
トラブルメーカーの域を超えた悪役ぶりなのだが、コナンたちに比べるとどうしても拭えない格下感。
救いようのないクズ扱いなんだけど、その割にこいつのエピソード、引っ張るなあ。
そして回想シーンに出てくる少女時代のモンスリー、言われてるように確かにクララっぽい。
声も同じ吉田理保子お姉さまだし。
単なる悪役じゃなく悲劇の美少女という属性が追加されたけど、これまでに伏線らしい伏線もなしにいきなり改心しちゃうのは感心しないんだけど。
作画、結構乱れてきたんだけど、舞台は再びハイハーバーからインダストリアへ。
そしてコナン、ラナ、ジムシィ、ダイス、モンスリーというパーティも結成。
