『夢のチョコレート工場』(1971)
2005年 07月 11日

我侭だったり強欲だったりと嫌な子どもばっかり出てくるが(親も相当ひどいけれど)、結局みんな罰せられてしまい、最後に残った正直な良い子だけが幸福になるというオチは、ちょっと説教くさいというか、かなり毒があるので、子ども向けというには些か刺激が強すぎるような・・・。感受性が強いとトラウマになっちゃう子もいるかも知れない。また、子どもたちの「嫌なヤツ」演技が素晴らしいので、見ていて「ザマーミロ」という気分にもなるから、やっぱり子ども向けじゃないのかも?
ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演のリメイク版『チャーリーとチョコレート工場』ももうすぐ公開されるが、こちらも楽しみ。

世界中の子供たちが夢見,こがれてきた“夢のチョコレート工場”(邦題)。工場を営むウィリー・ウォンカは子供たちを工場に招待することに。 しかしそのチャンスをつかめるのは“Wonka Bar”についている“ゴールデン・チケット”を手にした幸運な子供5人だけで,招待させれるのだ。 「チャーリーとチョコレート工場」、初の映画化である。 この後に世に出たのがジョニー・デップ版「チャーリー~」なのだ。 旧作である「夢のチョコレート工場」は主として登場するのはチャーリーであるが題にあるように主人公はウォンカ。...... more


1971年 アメリカ 監督 メル・スチュアート 出演 ジーン・ワイルダー/ピーター・オストラム/ジャック・アルバートソン/ロイ・キニア他 あらすじ ジーン・ワイルダー主演のミュージカル・ファンタジー。世界中で5個だけの“当り”付きチョコレートが当たればワンカの秘密の工場を見学できる。幸運な5人の子供達が権利を手に入れるて見学に行くのだが・・・。 凄い目立つところにDVDが置いてあり、新入荷マークがついてあったので、思わず借りてしまった。先日、チャーリーとチョコレート工場を観たので、この映...... more

WILLY WONKA & THE CHOCOLATE FACTORY 監督:メル・スチュアート 出演: ジーン・ワイルダー ジャック・アルバートソン ピーター・オストラム チャーリーは、家に4人の寝たきりのおじいさんおばあさんとお母さんの6人暮らし。ひどい貧乏で新聞配達で働く。お菓子も思うように買えない。でも、そんな中からもおじいさんにタバコ代をプレゼントする優しい少年。あるとき世界一のチョコレートを作るワンカが、チョコの中の金の招待状を当てた人に、誰も入れないチョコレート工場に招待するとい...... more
この当時ですから、みんなセットを組んだんですよね。
それとミニチュアとの合成も、かな。
結構お金掛かったと思うんですが、その分楽しい作品になっていると思います。
『チャーリーとチョコレート工場』を見る前にこちらを見ることが出来たのは幸いだったと思っています。