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『オペラ座の怪人』(2004)

『オペラ座の怪人』(2004)_e0033570_22473267.jpg何度も映画化されているガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』ですが、今回は大ヒットしたアンドリュー・ロイド=ウェバーのミュージカル版の映画化というのがポイントです。
以前から見たい見たいと思いつつも、今日に至るまで舞台を見ることが出来なかったので、その代りという感じで見に行きました(本当は映画の公開に合せるように劇団四季の再演が始まったので、今度こそ見に行こうと考えていたんですが、なかなかチケットが取れずに断念…)。

それにしても全篇がほとんど歌ばかりで、完全にミュージカル形式になっていたのには驚きました。
まぁロイド=ウェバーが自ら製作したわけですから、自分の手掛けた音楽を前面に押し出すのは当り前ではあるんですが、もっと映画らしい演出を施しているのかと漠然と考えていたんですけれども、良い意味で裏切られました。

映画らしさは専ら画面作りに注ぎ込まれ、豪華絢爛たるセットや衣裳はため息が出るほどです。
勿論、舞台上の制約を取り払った演出もなされてはいるわけですが、映画独自の解釈を盛り込むよりは、舞台版をそのままスクリーンに引き移すことに専念しているようです。

その分、幾分か饒舌すぎるように思えます。
この映画の上映時間は2時間20分強ありますが、これがおそらく生で見る舞台だったら(しかも間に休憩時間を挟んだ二幕モノだったなら)、素直に感動できたと思うのです。
しかしゴージャスな画面が繰り広げられているとはいえ、歌うことをメインにしてる映画としては長過ぎでしょう。
歌抜きなら1時間半程度で収まる内容でしょうし、舞台ではなく映画なのですからもう少しメリハリの効いた作り方もあったろうと思います。

『オペラ座の怪人』(2004)_e0033570_22475370.jpgタイトル・ロールのファントム役は『トゥームレイダー2』や『タイムライン』に出ていたジェラルド・バトラーですが、ここまで歌える役者さんだとは知りませんでした。
実はメイン格で出ていたのに、これらの作品での印象はあまりなかったものですから、これから注目して行きましょう。
ラウル役のパトリック・ウィルソンはやや線が細いかなとも思いましたが、実は語り部役である老ラウルもウィルソン自身だと知って見直しました。
メイクの助けもあるでしょうが、なかなか堂々としたものです。

そしてクリスティーヌ役のエミー・ロッサム。
彼女は『デイ・アフター・トゥモロー』のヒロインだった娘ですが、その歌唱力はともかくとして”主役”としては些か華がないような気もします。
これも好みの問題だといえばそうなんですがね。
どちらかといえば、友人のメグを演じていたジェニファー・エリソンの方が可愛かった…!

Commented by ミチ at 2006-04-16 10:30
こんにちは♪
TBありがとうございました。
記事にも書きましたが恋愛モノのミュージカルは気恥ずかしくなることが多いのですが、この作品は楽曲があまりにも素晴らしいのでそれも帳消しになった気がします。
ジェラルドのロック調の歌声が新鮮のような違和感あるような不思議な感じでしたね~。
Commented by odin2099 at 2006-04-16 13:20
劇団四季版も見たんですが、やはりメインは舞台なんだ、と思いました。
映画では間延びして感じられる箇所もあったんですが、流石に目の前で繰り広げられる生の迫力には、退屈を感じている暇はありませんでした。
Commented by omuhashi at 2006-04-17 00:55
こんばんわ。 たくさんのTB,ありがとうございます!!
この作品は最初はとにかく三人の主要人物たちの
歌う曲、歌唱力などに惹かれました。
歌うシーンの多さには驚きましたが,原作や「ファントム」という
本を読んだ後,改めて映画を観てみると作品へのイメージや
おもしろさもよい方向へと変わったように思います。
Commented by odin2099 at 2006-04-17 21:54
>omuhashi様

古い記事の整理をしていたものですから、ついつい色々TB送ってしまいました・・・。

あれから多少なりとも知識を吸収したので、そろそろ見直してみようかなと思っています。
Commented by chibisaru at 2007-07-20 13:49
個人的に注目していたジェラルド・バトラーが、ここでファントムをやるとは!!とドキドキしながら見たんですよ(笑)
オープニングのシャンデリアのシーンは圧巻でした・・・思わず息を飲むほど。ミュージカル慣れしていない私でも普通に楽しめました。
Commented by odin2099 at 2007-07-21 23:11
この作品観るまでは、ジェラルド・バトラーなんて全くといって良いほど意識していませんでした。
その後は一挙にブレイクしましたね。
でも主演映画の『ベオウルフ&グランデル』が、ファンタジー映画全盛の今にあっても未だに日本公開が決まらないのは残念無念。
こうなったらビデスルーでも良いから、早くリリースして欲しいもんです。
Commented by 由香 at 2008-01-03 14:57
明けましておめでとうございます
今年も宜しくお願いします♪

ジェラルド・バトラーは、『ドラキュリア』という映画から好きでしたが、この映画での彼は一際セクシーで素敵でした。
歌も素晴らしかったと思います。
全体的な構成からすると少々クドク思えましたが、バトラーの魅力で最後まで惹きつけられました。
主役の女の子の表情の乏しいのは残念でした。
もっと二人の男性の間で揺れ動く気持ちを表現して欲しかったです。
Commented by odin2099 at 2008-01-03 21:10
>由香さん

今年も宜しくお願いします。
『ドラキュリア』は観たことないし、『トゥームレイダー2』はあんまり記憶に残っていないので、結局は『タイムライン』で注目したのですが、ここまでブレイクするとは思いませんでした。
エミー・ロッサムは「歌える」ということから起用されたのでしょうけれども、なんかミスキャストっぽく思えましたねぇ・・・。
by odin2099 | 2005-03-16 21:54 |  映画感想<ア行> | Trackback(19) | Comments(8)

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