『ヴァン・ヘルシング/アニメーテッド』
2004年 12月 12日
ロンドンで起こった奇妙な連続殺人事件を追う、ヴァン・ヘルシングの活躍を描いた33分の短編アニメーション。その犯人はヴィクトリア女王への邪恋を抱き、科学の力でその欲望を満たそうとしていたジキル博士だった…!
劇場版『ヴァン・ヘルシング』のプロローグ編で、本編冒頭でヴァン・ヘルシングと対峙しているハイド(ジキル博士)との因縁がこの作品で明らかにされている。
「ジキル博士とハイド氏」といえば二重人格の典型として捉えられ、ジキル博士は予期せぬハイドの存在に苦悩するキャラクターというのがパターンなのだが、この作品では自らの意思でハイドに「変身」する完全な悪役になっているのが目新しい点か。
アニメーション作品としては取りたてて優れた作品というわけではないが、ヴァン・ヘルシング役のヒュー・ジャックマン、カールのデヴィッド・ウェンハム、ハイドのロビー・コルトレーンらオリジナル・キャストが声を担当しているので、ファンならば押えておいて損はないだろう(キャラクター・デザインは今一つ演技者に似ていない)。
音楽がアラン・シルベストリではないこと、それにカールのキャラが映画と若干異なる印象を与えるのが残念ではあるが、実写とアニメ、映画とビデオという媒体の違いを考えれば許容範囲である。
DVDには映画本編のメイキング(インタビュー中心)と、ゲームの予告編&メイキングなどの特典映像(約30分)が付いている。





