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『馬と少年』<ナルニア国ものがたり>5 C・S・ルイス

『馬と少年』<ナルニア国ものがたり>5 C・S・ルイス_e0033570_2240173.jpg第1巻『ライオンと魔女』の終盤で語られる、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシィら四人兄弟が王としてナルニアを治めていた黄金時代の物語。

猟師アルシーシュの子供として育てられてきたシャスタは、自分が本当はアルシーシュの子供ではなく、しかもカロールメン国の貴族に奴隷として売られようとしていることに気付き、知り合ったナルニア生まれだと語る”もの言う馬”ブレーと共に逃げ出すことになる。やはり”もの言う馬”フインと共に旅をしている、親の決めた結婚から逃げ出したカロールメンの少女タルキーナと出会い、一緒にナルニアへ向かうことになるが、途中でナルニアを攻めようとする恐るべきカロールメンの計略を知って・・・。

人間界は出て来ず、誰も行き来をしない、完全にナルニア国(とその隣国)のみを舞台にした、一種の外伝的エピソード
ここからはネタバレになるが、今までとは毛色が違い、ある面では<ナルニア>らしさが薄れているとも言えるが、「奴隷のような少年は、幼い頃に攫われた高貴な血筋の者だった」、「出会った瓜二つの王子様は、実は双子の兄弟だった」などなど御伽噺の王道をゆく展開で、これはこれで面白い。

しかし相変らず(というか以前にも増して)アスランの行動は不可解に映る。キリスト教徒ならば、納得いくのだろうか。
by odin2099 | 2005-05-11 22:48 | | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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